定期的な治療で、血流促進、リラックス、身体の柔軟性を保つ利点があります。妊娠中も普段の生活を続け、体力を維持して出産日を迎えられますようサポートいたします。*鍼に抵抗がある方は遠慮なく教えてください。

逆子・妊娠中の鍼灸
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妊娠中の鍼灸治療
逆子の鍼灸
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逆子とは?
妊娠中期までは30%~50%の赤ちゃんが、まだ頭を下にせずにお腹で過ごしています。大半は分娩までに自然回転して頭を下にしますが、分娩までに回転しない赤ちゃんが3%~5%程います。頭を下にせず、どんな姿勢でいるのかといいますと、おしりが下の骨盤位、まれですが横向きの横位、斜めの斜位等があります。骨盤位の中でも先進部(骨盤にはまっている部分)が膝の膝位(1%)、足の足位(25%)、お尻の殿位(75%)があります。
赤ちゃんが頭を下にしてお母さんの縦軸と赤ちゃんの縦軸が同じ姿勢が頭位(正常位)に対し、上記に示したような姿勢は総称して逆子と表現されています。
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どうして逆子?
骨盤位になるのは、自己回転が妨げられる事により生じると考えられ、例えば子宮の形、骨盤腔が狭い、胎盤の位置等、医学的な原因が幾つか挙げられていますが、実際にそれらの原因を有する骨盤位の赤ちゃんは全体の一部にしかすぎないそうです。現代医学でも、逆子の原因は良くわからないというのが現状です。又逆子で来院される患者様の中では臍帯の絡まりを検診で指摘されている方も多くいらっしゃいます。
逆子ですと医師や助産師さんは赤ちゃんは居心地の良い姿勢でいるからね、とお話ししてくれる事があると思います。 -
逆子鍼灸は誰にでも効果的?
「どうして逆子?」で述べたように医学的な原因を有する方はごく一部で、その他の方はどうしてかわからない、という方。この原因を有さない方は、冷え、血流、ストレス、身体の柔軟性低下などを改善する鍼灸治療をがお薦めです。冷えている下腹部に大事な頭部を向けたくない、という赤ちゃんもいると言われます。又背中や腰が硬いよりも柔らかい方が子宮内の平滑筋に血流が流れ柔軟性を持つ事ができます。温かい血流がお腹に流れ、子宮や周りの組織の緊張が緩和されると、赤ちゃんの動きが活発になります。この時に回ってくれるケースが高くなり、臍帯が絡まっていると言われていても赤ちゃんが回転する事もあります。
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一度の治療で逆子が治る?
ご来院の時点で、お母様の身体がどのような状態か、羊水量やスペース等の子宮内環境でも異なります。35週位になりますと赤ちゃんが大きくなりスペースの問題等で回りにくくなります。逆子が気になったら28週~32週位で一度ごご来院される事をお勧めいたします。